大きく変える、大変な話

「大変」
って漢字

「大きく」「変わる」
って書きますね

今の状況「を」大きく「変える」

今の状況「が」大きく「変わる」

とね、

しかし、「大変だ大変だ」と言ってるわりに、状況を「変えよう」としない人、結構たくさんいるような気がします。

「今の現状、あんまり満足はしてないけど それなりに、まあ、やれてるからね、

今の状況を変えるっていうのも『面倒くさい』し大変だから『現状維持』でいきましょうかね」

と、思ってる人多いんじゃないでしょうか?

これから紹介するお話はそのジレンマから見事に抜け出したある青年のお話です。

この話をどう読み解くか?は、読者の方々に委ねます。まずは私の話を聞いてみてください
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世界のAmazon

ものすごく便利で、ついつい注文してしまいます(特に夜中ね)

で、それを毎日配達してくれるお兄さんの話です。

13年前、宅配会社に入社したO君

明るくて、はつらつとしてて、

私たちの大切なアルバムを入れた箱を丁寧に運んでくれる姿に感動し

その喜びをブログにも書いてしまうくらい、私たちは彼の事が大好きでした。

何年か経って、彼はパートナーと出会い結婚しました。

程なくして赤ちゃんも授かり2児のパパとなりました。

その頃です、会社が世界のAmazonと契約したのは。

日々の業務が激増、時を同じくして年齢的にセンター長という重責にも就きました

私たちの荷物を丁寧に運んでくれるような、「真面目」な青年から次第に笑顔が無くなってきたのもこの時期です。

「最近こどもさんどうね?」

そんな言葉を投げかけると、堰を切ったように今の仕事の「大変さ」をぶちまけて帰っていく姿を何度も見てきました。

「きっとあの子も、その「大変さ」を「大きく」「変える」勇気なんてないやろな」

そう高をくくってました。

いよいよ彼の顔から表情がなくなってきた去年の年末

例のごとく「最近どうなん?」と質問すると

今の会社がどんなに「悲惨」なのかを事細かに訴えてくれました。

「大きく変えたい」から「悲しく惨め」な状態に変わりました。

これは危ないと思いましたが、私にはどうすることもできません。

最悪の事態にならなきゃいいけどなぁ・・・と案じておりましたら

一昨日配達の時にお別れの挨拶に来られました。

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去年末、とうとう「会社を辞めたい」と会社に伝えたそうです。

「大きく」「変わろう!」と決意したわけです。

会社を辞めても再就職のあてもないし、現状を変えるのは怖い

でも、このままだったら死んでしまう。と思ったんだそうです。

死んでしまうくらいなら、こんな会社辞めちまえー!

と勇気を出して言ってみたら、時を同じくしてその会社の労働組合も「もう我慢ならん!」と

立ち上がったそうです。全国ニュースになりましたので、きっと皆さんの記憶にも新しいことかと思います。
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鹿児島の田舎で声を上げた青年はただのドンキホーテじゃなかったんですね

彼のとった行動で、会社は今後人員を増やすなどの労働条件の改善を彼に約束してくれたそうです。

そして、彼にも「あなたみたいな優秀な人材を失いたくない。配置転換するからどうか辞めないで」

と懇願され、配置転換の辞令がおりたそうです。

で、

「今日をもってスタジオぽっぽに集配に回る事ができなくなりました。

今までありがとうございました。」

と、挨拶に来られた、という次第です。ほんと、真面目な人。

物事を「大きく」「変える」ということは、もの凄くエネルギーが必要です

でも、その壁に勇気をもって挑んだ彼は偉い!と思いました。

そして案外

「あれ? この壁って、意外と低かったやん?」ということに気づくこともあるんじゃないかなぁ?

と思うワケです。

その勇気を持てるかどうか?大変さを克服する鍵のような気がします。

久々に見た青年の清々しい表情に安堵を浮かべるちょい悪じじぃなのでした。うひひ

よかったよかった。


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