「ネバネバ」から「ゆるゆる」へ

「ネバネバ」から「ゆるゆる」へ
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スタジオの撮影終わりに受付のテーブルでお客様と雑談をする機会があります。

明るい話題はとても愉快で笑い声も絶えず、それだけで元気をもらえます。

でも、中には何やら悶々としたお悩みを抱えた方もいらっしゃるようで

お悩み相談的な?お話を伺う事が増えてきました。

結婚して何年も経ちますと、お互いの考えかたの違い、いわゆる「常識の違い」について

憤懣やるかたない日々を過ごされているようです

そんな方々から異口同音に聞こえてくるフレーズがあります。

それを今日は考えてみたいと思います
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[ネバネバ世代の人々]

私が幼少期を過ごした昭和の頃

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⚪︎男はこうあら「ねば」ならない。

⚪︎女はこうあら「ねば」ならない。
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みたいな考えかたが横行してました
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⚪︎男は外で仕事をせ「ねば」ならない。

⚪︎女は家庭を守ら「ねば」ならない。
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昭和初期生まれの両親たちは、高度経済成長の消費者増産プログラムによって

隣の芝生を見ながら生活してきました。

TVからは白物家電をはじめ、自家用車やステレオなどありとあらゆる製品が溢れ、隣の動向ばかりを気にしてきました。

TVから流れる情報は全て正しくて、それ以外は全部間違い。

一億総中流を目指して周りの顔を伺いながら、同調から外れていく個性は敵で、

個性を殺すことで生きてきました。

そうしなければ生きられなかった時代だったのだと思います

そんな親世代から呪文のように夢枕に聞いたことば・・・
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「~ねばならない」
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残念ながら、こんな考えを我々昭和中期世代も色濃く引き継いでしまっているようです
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スタジオでお伺いするお話にもこの

「~ねばならない」

というフレーズがたくさん入っています
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勉強せ「ねば」

塾に行か「ねば」

部活をせ「ねば」

宿題をせ「ねば」

しっかりせ「ねば」

嫌いな仕事でも働か「ねば」

ゴミの分別をせ「ねば」
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ネバネバネベネバと実にネチッこい。

こんな窮屈な考えの方、きまって自分の実践している「『ねば』ならない」を周りに強要しているんだそうです(はい、それは他ならぬ私のことですが?)

本人はその「つもり」がなくても、全身から発するオーラで周りの人々に、ネバネバとネチっこく自分の正義を振りかざすのです。(だそうです)

こんな人、どうです?(それは他ならぬ私ですが・・・)

家人もよくもまあ、こんな人と結婚してくれて、我慢して暮らしてくれてるもんだ、と関心すると同時に、こんな私を見捨てないで、ここまで一緒にいてくれて感謝しかありませぬ。

(あれ?いつの間にか自分の話にすり替わっとる・・・orz・・・)
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[これからを生きていく世代の人々]

「ネバネバ」から「ゆるゆる」の時代へ

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で、こんな「ネバネバ」な関係は窮屈でしかたありません

結婚して、年数を重ねていくと次第に我慢できなくなってきますね

子供がいるから我慢して・・・とか、一緒に暮らしてはいるけど顔も見たくない・・・とか

あの・・・・もっと、こう・・・相手のことを許してみたらどうなるんでしょう?
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前にコラムで書きましたが

何年か前に息子に付き合ってもらって車旅をしたことがあったんですが

珍道中に起こった私の失敗を、息子がなんでも許してくれるんですね、

道を間違ったとか、定休日を下調べしてないとか、ガソリンが入ってないとか

もう、ありとあらゆる私の失敗を、全~~~~部受け止めて「許して」くれるんです。

これはとても心地よい経験でした。

それまで、片付けもろくすっぽできない、だらしない人ということで

息子のことをどちらかというと毛嫌いしていいました。
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⚪︎子供としてこうあら「ねば」ならない

⚪︎学生としてこうせ「ねば」ならない
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きっと、こう思っていたんですね。(私、ほら、「ちゃんと」するのが好きだから)
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でも、そんな私を息子は全~~~~~部許してくれました。
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私はね、この時強~~~~く思ったのです。

「許されて生きる」これ、すごく良いです。

これからは「ネバネバ」な関係よりも「ゆるゆる」な関係が絶対に心地いいと
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「ゆるゆる」な関係がもたらす効果効能

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だらしなくしててもええやんと「ゆるす」

化粧せんでもええよ~~と「ゆるす」

屁こいてもええよ~と「ゆるす」

仕事キツかったら休んだらええよ~と「ゆるす」

学校なんか行かんでもええやん~と「ゆるす」

大学受験失敗したって死にはせんよ~と「ゆるす」
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そんな関係だったら付き合っていくのも楽ですな。
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これから結婚するひと

これからお父さんになるひと、お母さんになるひと

これから定年を迎えて夫婦二人っきりになるひと

これから受験をするひと

これから新入社員を教育するひと
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いろいろありますけど

「ネバネバ」な関係よりも「ゆるゆる」な関係のほうが

断然心地よいものです
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どうぞみなさま、まずは自分から

肩の力を抜いて

ゆる~~~く相手を許してあげましょう。

ゆる~く相手に許してもらった人は、その心地よさを知ってきっと周りの人も許せる人になるでしょう。
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人は完璧ではないから、必ず失敗をします。

その時に、どうやって周りの人が支え合うのか?
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人はみんな一緒じゃないから、多種多様の個性があります

その個性を、どうやって混ぜ合わせて大きな力に変えていけるのか?
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「ネバネバ」から「ゆるゆる」へ

そこに次の世代を生き抜くヒントがあるような気がします。
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次の世代を育てるのは私たち、昭和中期のおじさん、おばさんの役目ではないでしょうか?
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ぽっぽからのお願いでした

「ネバネバ」から「ゆるゆる」へ

そうしたら、きっと町中にLOVEが溢れますよ(笑)


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