「許す」って大事よね

おじさんになると、ついつい過去の成功話をしたがります。

自慢話。

でも、若者はそんなの聞きたくない。

だって、同じようにやったってで出来っこないし、

そもそも時代が違うよ・・・

そんな話して、頑張ることを強要してんの?ってかんじ

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だから、私、今日は失敗した話を書いてみます。

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私は若かりし頃、デイリースポーツという新聞社の写真部に拾っていただきました

何の取り柄もないボンクラな私を、素晴らしい先輩達が、0から教えてくれました。

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入社して2年目の年末、ある仕事を任せていただきました。

かつて阪急ブレーブスで活躍され、当時、阪神タイガースに所属していた「松永浩美」さんという

野球選手が、四国のとある児童養護施設で毎年年末に行なっている「餅つき大会」を取材するという内容でした。

松永選手の私費で報道機関には公表せずに行なわれているプライベートイベントでした。

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そんな取材にあろうことか、ボンクラな私は当日の飛行機に乗り遅れてしまいました。

理由は「朝寝坊」です。

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・・・もう一度言います。

「朝寝坊」です。

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その当時、携帯電話はありません。

先に現場入りしている記者さんと連絡をとる手段はありません。

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かろうじて施設の電話番号が分かって、次の便で行くことを伝えました。

取材できるわけもなく、これからどうなることか、不安で胸が張り裂けそうになりながら

3時間後の便に乗って四国へ向かいました。

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3時間遅れで現場に到着したボンクラカメラマン

きっと悲壮な顔をしていたんでしょうね、

死にそうな顔、してたんでしょうね、

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「さ、ほなやろか!」

記者さんも、阪神タイガース・松永浩美さんも、そして、施設のこども達も、

何事もなかったように、楽しそうに、(2回目の)餅つき大会を開いてくれました。

それはそれは、楽しそうに餅をついてくれました。

松永さんも本当に楽しそうな笑顔でした

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翌日の紙面には「何事もなかったような」写真が掲載されました。

信じられない寝坊で3時間も遅れて到着した、ボンクラカメラマンがいけしゃぁしゃぁと撮ったとは思えないような、それはそれは自然な写真でした。
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ここで、みなさんにお伝えしたいことは

誰も私の失敗を責めなかったということです。

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今でも信じられないくらい、松永さんをはじめ施設の方々も、そして、会社の人たちも誰も私を責めませんでした。

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大人たちはみんな優しかった。

みんな失敗はある。失敗を糧に成長するんや。

そう言っていただいたような気がしました。

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今日も居酒屋おやじのグダグダ日記にお付き合いくださりありがとうございました。

とはいうものの、若者の失敗に「おんどりゃ~」と、激怒する私はまだまだおちゃめな50歳www

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